思わぬ副産物
多読の本に、
多読をすると、こんな良いことがあるよ!
ってリストが載ってるのがあって、
読書スピードが上がる、とか、リスニングがのびる、とか英語についての利点が書いてある最後の方に、
語数を数えるのに暗算すれば、算数力アップにもつながる。
ってあったのですが、
これが、うちのMK君にはドンピシャなんですよ。
小学校3年生ですが、読書記録ノートを書くのが億劫な時は、躊躇せず私が代わりに記入してあげちゃいます。
1番大事なのは本を読むこと。
記録は私の自己満足。
そこで、
「計算も、私がやるね。少し手伝ってくれる?」
と言って、
58532語+23語
だったら
2+3は?
3+2は?
と、一の位からすごく簡単な足し算を繰り返し尋ねます。
算数があまり得意でないMKも、これなら、機嫌良く答えを出してくれます。チョー簡単だから。
計算を2桁、3桁と増やすことはできますが、
どこまで行っても足し算しか出てきません。
でも、小学校で算数に躓いている子には、
算数も優しいものからやり直すこのやり方は、すごく良い。
しかも、あえてドリルを購入したり、問題集と向き合うのでは無く、読書記録をつける「ついでに」できちゃうってのが、なお良い。
やさしいものから、たくさん…って、
多読と同じじゃん!
とお気づきになられましたか?
「俺って算数できる」
と、錯覚でも良いから思ってくれるのは大事。
ちょっとは算数に対する意識の持ち方も変わってくれるかな〜と思います。
英語も算数も、いきなりすごい効果を出す特効薬なんて、ないんですよ。
いろんな教材の広告や宣伝文句に何度も踊らされてきましたが、物事の基礎に立ち返る重要性を学びました。
一言感想は、自分で書いてもらってます。
内容はなんでもよし。