英語多読、小学生からはじめると・・・

おやこ英語出遅れた!小学生からでも間に合うのかな?ということを検証したいと思います。

多読を始める前の英語力①(TT)

TTは2016年6月から多読を始めました。

 

 

彼は2016年1月に小5で英検4級合格してます。

 

ゲーム好き。平日は外に遊びに行かないインドア少年ですが、週末はサッカー漬けです。

日本語の本と、漫画も大好き。

英語の本も、嫌がらずに毎日読んでくれてます。

 

そんな彼の英語暦。

 

 

1、幼稚園でBenesseのワールドワイドキッズの英語教材を購入するも、私が使いこなせず、DVD見て満足して終わる…

2、5年生から週一回英会話を習うも、楽しいだけで、聴くのも、喋るのも、読むのも、書くのも、何にも育った実感はなく、1年でやめました。

 

(今思うと、インプット量が全く足りてないとわかりますが、当時はそんなの知りませんでした)

 

そんな英会話に通い始めてすぐの5年生、

第一の転機が訪れます。

 

知り合いのお子さんが公文で英語をやってて、小6で英検3級の一次に合格。

二次面接対策の練習相手になってくれない?

と頼まれて、「小学生でも英検とれるんだー!」

と私、衝撃を受ける。

 

早速、TTの友達(のママ友)に声をかけ、タダで教えるから、一緒に英語を勉強しない?

と思いつきで英語教室(サークル?)をスタートしました。

 

やり方は、「私が習った方法」で。

つまり、単語の暗記、教本を使って文法の解説、過去問や予想問題をひたすら繰り返すつまらないトレーニング。

 

今思うと、子供たちよくついてきてくれたな〜。

「来週までに単語100個覚えてきてね。テストするから。」

こんな感じ。

それでもトレーニングの成果で、5級、4級とどんどん合格していきました。

 

1年以内に3級も合格圏内まで点数が取れるようになったのですが、だんだん気づきます。

 

 

この子たち、テストは解けるけど、ぜんぜんしゃべれない!

こないだ散々説明した比較級、全く覚えてない!

 

こんなのばっかり。

 

これは、私がずっと気になってた、

英検準一級持ってるのに、TOICも800点以上あるのに、ネイティヴの会話に全くついていけない…簡単な会話はできるけど、5分も10分も話し続けることはできない…

 

そんな、私のような、英語ちょっとできるけど、だ〜いぶ中途半端な人間になってしまうのでは⁉︎

 

そして、頑張る子はスッと4級取れるけど、なかなか5級がうからない子もいる。

3級合格した子ですら、普通に

He like she.

みたいな間違いをしている!

 

英語は、言語は、知能に関係なく獲得できるものだと思うんだけど、全くできてない。

 

 

…って事は、私のやり方は間違ってる?

 

このまま、この方法を続けて、仮に子供たちが英検準一級までたどり着いたとしても、私と同じ英語中途半端人間にしかなれない?

 

 

この事に気づいたのが、第二の転機。

 

 

違う違うと、ネットやら本やらで色々と調べて、

たどり着いたのがBBカードと多読でした。

 

その後、おやこ英語ブログやキリ君のような子供たちの存在を知り、驚愕し、インプットの大切さを改めておもい知る事になりました。

 

 

TTは2016年6月に英検3級を受験したのですが、不合格。

過去問では合格点も取れていたのですが、途中で方針を変更して、暗記も過去問もやめさせてしまったのが原因かもしれません。

あのまま試験直前まで暗記暗記を続けていれば、あるいは合格していたかも。

でも、私はもうそんなので合格しても、意味がないと気づいてしまったので、子供たちにはさせませんでした。

ちょっと残念だけど、これでよかったと思います。

 

 

現在は、試験問題も単語帳も、一切使ってません。

英検も、気が向いたら受けても良いけど、そのための勉強はしないと宣言しました。

英語の絵本を大量に購入し、

それまで一緒に勉強していたお友達にも、方針の変更を伝え、同意してくれる子には、多読と、カードで遊ぶだけの英語教室を、今度は有料で始めました。

それも、うちに週一回来るだけではダメ。

自宅で、どれだけ本を読めるかにかかってます。と半ば脅しのような感じで伝えてあります。

 

本当は、楽しんで、自ら進んで本を開いてくれると良いんだけど…ゲームやら他の習い事やら、今時の子供たちはなかなか忙しくて大変なようです。

 

カードでの遊びながらの反復練習と、本を読むばかりで、従来のやり方で教えてはないので、「教室」なんて言うのもはばかられる気がするのですが、これでいこうと決めました。

 

カードも多読も、指導マニュアルはありません。

一律にここまで読めば、これだけ読めば、これくらいの効果があるというものでもないので、子供ひとりひとりの様子を観察しながら、とにかく続けて、待つしかないと思っています。

 

 

あっ、TTの英語暦のつもりが、私の英語みたくなってますね。

 

まとめますと、

TTは英検4級程度、

3級も良い線いってたので、

中学2年生修了程度の知識をもって、多読を始めました。

単語も文法も、そこそこ理解し、自力読みもすらすらとできる状態で、多読スタート。

 

それでもORTのステージ1から始め、

現在多読開始から約5ヶ月で300冊を少し超えて、トータル約17万語です。

 

驚くような変化はまだ感じられませんが、

まずは100万語目指して、そろりそろりと良いスタートを切っていると思います。

 

半年後、中学に入って、またあの文法・単語英語に戻る前に、なんとかたくさん英語を染み込ませたいなと思ってる次第です。

 

 

MKについてはまた次回…。